「ふらっと」のぞいてく? "エシカル" "サステナブル" をもっと身近に、もっとおしゃれに。

洗濯要らず!ハイテク・エシカルファッション「AYANOHAKURA」

「AYANOHAKURA」代表の羽倉綾乃さん。

 

「エシカルファッション」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?天然素材、オーガニックにアップサイクル…などいろんなキーワードがありますよね!

今回は「テクノロジー」の力で洗濯要らずなファッションブランドを展開する「AYANOHAKURA」さんを取材しました。

 

最近よく耳にする環境問題。水質汚染や海洋プラスチック問題など、実は家庭から出る生活排水からも影響を受けています。1人1日平均約240リットルもの水を使用する私たち。全体の使用量のうち、洗濯が占める割合は17パーセントも(*1)。水質汚染の約70%が生活排水(*2)だと言われる中、洗濯自体を考える事で環境に優しいライフスタイルに繋げられる気がしませんか?

そういった問題意識から、ドイツを拠点に展開している「AYANOHAKURA」ではテクノロジーを使って洗濯自体を減らす洋服を製作しています。

 

色鮮やかな洋服たち

 

AYANOHAKURA」で使用するコットンは、ヨーロッパ発のReacH(健康と環境保護のために化学・有害物質を規制する審査)やOECO-TEX(体に有害な物質を規制する審査)を通ったプレミアムコットンのみ。加えて、環境適合型の撥水剤で加工された生地は、蜂蜜でさえシャツを濡らすことなく水で洗い流せるほどの高い撥水力を持っています。撥水性だけでなく、生地の通気性も優れており汗の匂いもつかないそう!

 

液体も生地に染みることなく、ツルリと溜まります!

 

 

新しいコレクションには、古着などの100%リサイクルした素材でできたTシャツも!

 

 

んなライフステージでも楽しめるファッションを

 

もともと自身の妊娠・出産や子育てをきっかけに、子育て時期におしゃれな洋服をなかなか着られないお母さんたちのために、汚れを気にせずおしゃれな洋服を着て欲しいという思いでブランドを立ち上げた羽倉さん。お腹が大きくなっても、授乳時期でも着られるようなデザインしたり、生地自体を撥水加工にしたり…と様々な工夫をされています。

そんな素敵な思いとものづくりをされている羽倉さんにインタビューさせていただきました。

 

ー 「エシカル」に関心を持ち始めたきっかけは何でしたか?

(羽倉さん)長年住んだドイツやイタリアで、自然へ感謝し共存しようとする生き方を教えてもらいましたので、私のエシカルの入り口は環境問題でした。

 自宅の庭のような私有地でも木を一本切るのにも国の許可が必要で、商品を購入する際も無駄な包装が無い、地産地消の大切さを子供から大人までみんな知っている・・・。目先の利益だけにとらわれない姿勢に大きな影響を置けました。

 

ー 拠点にされているドイツをはじめとしたヨーロッパと日本では、エシカルファッションに対する人々の意識は異なりますか?

(羽倉さん)あります。特にドイツ、オランダ、北欧の人々はエシカルが浸透して、知識もあるため、「グリーンウォッシング」に惑わされぬよう、企業をとても厳しい目で判断しています。イタリアやフランスなど、いわゆるファッション産業が国の大きな産業であるところも、若年層を中心に「自分のお金をどのブランドに使うべきか?」という考える傾向が強くなっていると思います。

 

ー 意識だけでなく、「エシカルファッション」への企業やブランドの取り組みに違いはありますか?

(羽倉さん)今は、商品であれ経営戦略であれ全て「エシカル」な要素を持たないといけない、という流れになっていると思います。もちろんどこの面に注目するかで、それが本当にエシカルなのかは、とても複雑ですが、少なくとも、第一のモチベーションはエシカルであるべきです。

 

ー 実際にブランドを立ち上げてから、お客さんたちの反応はいかがですか?

(羽倉さん)服というのは本来、見た目が第一、着心地などの利便性が第二ですよね。私はそこの第二、もしくは環境問題という第三の理由から入っているので、受け入れられるか不安もありました。しかし走り出してみれば、幸運なことに、私のブランドコンセプトを理解し、応援してくださっているお客様がほとんどです。そのお声にいつも励まされ、力をもらっています。

 

ー 今後どんな取り組みをしていきたいですか?

(羽倉さん)SDGsの5番目の目標、ジェンダー問題に取り組んでいきたいです。日本でも、女性に対するキャリア上での見えないガラスはまだありますし、彼女たち自身の間違った謙遜や自信のなさから、その力を発揮できない場合が多いようです。

 私の今年のブランドカラーの赤は「Empower Women」。女性がもっと大胆に自由に活躍できるよう、背中を押す役割がしたいと思っています。

 

お母さんとお揃いで着られる子ども服も!

 

オーガニックや天然素材のようなカジュアルな「エシカルファッション」だけでなく、時にはTPOに合わせてパリッとしたスタイルのものや、お出かけの時にドレッシーなものを着たい!と思う時も。「AYANOHAKURA」の洋服のように、テクノロジーを使う事で従来とはまた違った切り口で「エシカル」を考えられると同時に、エシカルファッション自体も多様になって行きますよね。

 

私たち一人一人のスタイルにフィットしたエシカルファッションを楽しんでいきましょう♫



<参考>

(*1) SANTORY「サントリーのエコ活」https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/jiten/life/07/

(*2) Apiste「アピステコラム」

https://www.apiste.co.jp/column/detail/id=4525



【AYANOHAKURA】

着心地の良さはそのままに、超撥水の「濡れない」「シミにならない」「匂いのつかない」商品を提供して行きます。

 No more compromise! 好きな服を着たい。「家で洗えないから」「汚れやすいから」「子供がまだ小さいから」そんな理由でおしゃれをあきらめている女性たちを解放したい。 

Have more quality time! 濡れない、汗の匂いもつかない洋服で、お洗濯の量を減らしましょう。そしてその分できた時間と余裕で、自分の為に、子供達と豊かな時間を過ごせるように。 Go sustainable! お洗濯の回数が減るということは、生活排水や洗剤の化学物質の土壌汚染、C02も削減できるということです。お洋服は常に洗濯しなければいけないものというスタンダードが変われば大きな力になります。次世代のためにキレイな地球が残せるように。

 No more fashion to go waste! 使い捨てのファッションはもう要らない。たくさん持っていることが豊かなことでは無いことに、私たちは気がついて着ました。長く着られるお気に入りの洋服だけを。このコンセプトを掲げ、流行に左右されないタイムレスなデザインを目指しています。

 

HP:http://ayanohakura.com/

Online Shop:https://ayanohakura.thebase.in/

Facebook:https://www.facebook.com/AyanoHcompany/

Instagram:https://www.instagram.com/ayano_hakura/





MARI KOZAWA by
一般社団法人TSUNAGU理事。ウェブメディア「FLAT. 」ディレクター。2018年エシカルファッションブランドTSUNAGUにジョイン。ビジネスモデル設計や生産者と消費者のコミュニケーションづくりを通して、ファッションの透明性を発信。その他、企業や団体とともにプロジェクトを企画・運営。

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