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日本初!無料給水アプリ「MyMizu」がローンチ

マイボトルを持っているけど、補給する場所がないからなかなか使う機会がない…そんな人も少なくないはず。今回FLAT.がご紹介するのは、無料で給水できるスポットを探せるサービス「MyMizu」!アプリを使って、もっと気軽にマイボトル生活を楽しんでいきましょう♪

 

 

ペットボトル利用を減らすには

 

近年問題になっている、「プラスチック問題」。日本では、ペットボトル生産国として世界で2位を占め、一日で6400万本、毎年220億本以上のペットボトルが生産されています。国内のリサイクル技術やインフラは世界的に高水準であるにも関わらず、約26億本ものペットボトルがリサイクル回収されず、燃えるゴミや不燃ゴミとして処理されている現状が。回収されなかったペットボトルは最終的に海に流されるなど、環境問題にも繋がっています。

そんなプラスチック問題を解決すべく、一般社団法人Social Innovation Japan が、9月20日に日本初の無料給水アプリ「MyMizu」(iOS版)をローンチ!

 

MyMizuを使うことで、日本全国にある水飲場などの公共の水源や、登録パートナー(カフェやレストラン、コワーキングスペース、ホテル、ショップなど)を含む8000箇所以上の給水スポットを検索でき、マイボトルへの給水がより手軽に。無料で給水できるメリットだけでなく、ペットボトルの利用自体を減らすことができるため、持続可能な環境を目指すムーブメントにも繋がります。

 

 

 

MyMizuに込めた想い

 

今回、国際機関で気候変動関係の仕事をしながら「MyMizu」を運営している創設者のRobin Lewis さんに、想いを伺いました。

 

 

Robinさん:子どもの頃から父親とよくハイキングをしたりして、自然との関係の中で育ってきました。大学卒業後は災害支援の分野で就職し、バヌアツ、ハイチ、モザンビークなど洪水や巨大台風の被害を受けた国へ行くことが多く、気候変動の深刻さを実感しました。海水温度の上昇などの影響で自然災害が多発したり、自然環境や人の暮らしにも重大な問題を引き起こしている状況を目の当たりにし、こういった環境問題に関して何か身近にできることはないか、ずっと考えてきました。

 

MyMizuを始めた大きなきっかけは、去年の沖縄旅行でした。石垣島、宮古島などを回ったのですが、とても綺麗なビーチが大量のゴミで汚染されていたことに衝撃を受けたのです。しかも、そのゴミを調べると、ペットボトルがとても多かった。世界中で問題になっているプラスチック問題は遠い話ではなく、日本も直面しているものだと実感しました。

 

日本はとても豊かな国で、水はたくさんあるし、水道水も飲める。なのに、なぜ人々はペットボトルの水を大量に買うの?と、いつも疑問に思っていました。個人的に、大学生の時からずっとマイボトルを持っていますし、国内旅行をする際はペットボトルを買わないように、必ずマイボトルを持って公衆トイレやコンビニにある蛇口から給水していました。

ですが、トイレの蛇口から給水することに対して違和感を持つ人も少なくないだろうし、「綺麗な飲み水」を補給できる場所が探しにくいというのがもしかしたら問題かもしれない、と思いました。もし給水スポットを簡単に検索できるようになれば、マイボトルを持ち歩く人も増えるかもしれない!外出中どこにいても気軽に給水ができ、環境にもお財布にも優しい「給水文化」を促進するプラットフォームを想像し始めました。それがMyMizuの始まりです。

 

MyMizuが広まっていくことで、持続可能な暮らしの大切さを実感する人が増えてほしいです。マイボトルを持ち歩く人が1万人増えると、年間ペットボトルを数十万〜数百万本削減することができます。このような「小さな変革」を実現することによって及ぼせる影響力を、全国に広めていきたいです。ユーザーさん達と一緒に環境に優しい、住みやすい社会を実現していきたいと思います!

 

 

世界の「当たり前」を、日本でも

 

世界的にも注目を集めるイベントである、ラグビーワールドカップ開催とグローバル気候マーチ開催に合わせ、9/20にiOSのベータ版をローンチしたMyMizu。日本は、今年開催されたG20や、2020年東京オリンピック・パラリンピックなど、今まで以上に世界から注目を浴びています。欧州では「プラスチック問題」に関して法律を整備し、実際に使用禁止に向けて動き出している国も。世界では、プラスチック問題に取り組みことは「当たり前」。日頃からMyMizuを利用して、マイボトルを日本でも当たり前の文化にしていきましょう!

 

 

MARI KOZAWA by
FLAT.ディレクター。大学で国際協力を勉強し、実際に海外へに足を運びながら「エシカルな(透明な)社会システム作り」を軸に活動中。エシカルファッションブランドTSU.NA.GU.の運営に参画し、ファッションの透明性の発信や生産者と消費者のプラットフォームづくりを行う。