


ファッションが平和への架け橋に。元内戦地域の女性が持続的に活躍できる場を作るソーシャルファッションブランド「Gnadaa」

服に第二の人生を。野菜やフルーツの皮で色染めするアップサイクルブランド「nami wear」

最近よく耳にする「アップサイクル」という言葉。
皆さんは「アップサイクル」とは何か知っていますか?
アップサイクルは古くなったものや使わなくなったものに新たなデザインやアイデアを加え、新しい価値を創り出すエシカルでサステイナブルな考え方です。
捨てられるもの・使わなくなったものを「ゴミ」だと思わずに「材料」として新たなデザインを生み出すアップサイクルという考え方は、ゴミの概念を変え、サステイナブルな社会を実現する上で大きな役割を果たすと注目されています。
そんなたくさんの可能性を秘めたアップサイクル。
今回はアップサイクルデザイナーのMaro Kurataniさんが立ち上げたブランド「LOVE it ONCE MORE(ラヴィットワンスモア)」についてご紹介します。
Maro Kurataniさんは2019年に「LOVE it ONCE MORE(ラヴィットワンスモア)」を立ち上げ、ポップアップイベントやオンラインショップなどを通じて自身がデザインしたアップサイクルの商品を販売しています。
古くなって履けなくなった大切な靴をアップサイクルし、新しいシューズへと生まれ変わらせる「Valley(バレイ)」シリーズ。
集められた靴は一度解体され、その特徴を残しながら一から靴を作る工程で製作されているとのこと。修理などのサポートも付いており、思い入れのある靴を長く、大切に履くことができます。
家庭から出る空き瓶や空き容器をポップな花瓶へと生まれ変わらせるUpcycling Flower Vase project。
空き容器をきれいに洗ってペンキで塗り、乾いたら寄付された毛糸を編んで花瓶カバーを纏わせて完成。
イベントなどで販売し、売上は保護猫犬の施設に寄付するなどアップサイクルだけでなくあらゆる社会課題に対して取り組まれています。
現在、Maro Kurataniさんは神戸北野の人気ビストロLE BOOZYの新業態レストラン『GATSBY』のプロジェクトメンバーとして、廃棄となるはずの野菜を染料としたアップサイクルエプロンなどを制作。
今年の5月中旬には2021SSの商品をオンラインストアで公開予定とのことです!
「LOVE it ONCE MORE “もう一度愛そう”」
家にいる時間が多くなった今、身の回りで古くなって使っていないモノ、壊れてしまって使えないモノ。見渡すとたくさんあるかもしれません。
それらに新たなアイデアを吹き込んで、もう一度“愛して”みてはいかがでしょうか。
Instagram:
https://www.instagram.com/love_it_once_more/?hl=ja