一杯のコーヒーで農家の貧困問題を解決。 インドネシア・バリ島で環境・社会問題の解決に取り組む “su-re.co”

 

ますます深刻化する気候変動。

 

近年インドネシアでは、気候変動による気温上昇や降雨の集中化、乾期の長期化などにより農家はこれまで通りに農業を続けることが難しくなっています。

気候変動により収穫量や収入が安定しなくなったことで、農家の貧困も大きな問題となっているのです。

 

今回は「地球のギフトメーカーになる(To be a Giftmaker for the Earth)」というビジョンのもと、サステナブルでレジリエントなコミュニティーの形成を目指してバリ島を拠点に活動している「su-re.co(シュアコ)」についてご紹介します!

 

 

インドネシア農家の貧困問題


インドネシアでは人口の30%にあたる約7500万人もの人々が農業に従事しています。

 

気候変動による気温や雨量の影響は、農作物の収穫量が減るだけでなく、海面が上昇し農地自体が使いものにならなくなってしまう危険性もあり、多くの農家にとって深刻な問題となり得ます。

 

そこでsu-re.coはこれまで気候変動が起こることを前提とした場合に、現地農家が収入を安定的に確保し、向上させるためにはどのような対策をするべきか考え、そして自らが取り組むことができる対策を実行してきました。

 

su-re.coが実行する3つの対策

1つ目の対策は、気候変動に強い農作物を作ることを農家に進めることです。インドネシア東部の気候変動の状況と農作物の特性を正しく把握し、安定的に収穫が可能な農作物と育て方を伝えることで、農業で収入を得ることを助けています。

 

2つ目は、農家が作った農作物を高い還元率で買い取ることです。su-re.coが農作物の買い手となることで直接的に農家の収入安定・向上に貢献しています。

 

3つ目は、su-re.coの商品を世界に向けて発信し、販売することです。su-re.coの商品を世界中の多くの人々に知ってもらい、商品を通して原料の作り手である農家を支援しています。

さらに、su-re.coは商品の売り上げの一部を農家が気候変動を学ぶための気候変動スクールの開催費用とクリーンエネルギーを生成するためのバイオガスキットを導入するための資金に充てています。

 


su-re.coの商品を通じてインドネシア農家を支援しよう

 

su-re.coは昨年の11月まで「一杯のコーヒーから、気候変動に起因する農家の貧困問題克服に挑戦する」ことを目標に、クラウドファンディングを行っていました。


現在クラウドファンディングは終了していますが、2月からsu-re.coのホームページ、カフェやオーガニックショップで現地の農家とsu-re.coの共同作業により生まれたコーヒーやチョコレート、ナチュラルバー、アロマキャンドルなどの販売を開始する予定です!

 

皆さんも是非、商品を通してインドネシアの農家やsu-re.coの活動を支援し、気候変動に起因する貧困問題を一緒に解決していきませんか?

 

 

 

 

公式HP:https://www.su-re.co

Instagram:https://www.instagram.com/su_re.co/

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