こんにちは。萌です。
日本でプロダクトデザインやグラフィックデザインを学んだ後、ロンドンの美術大学に留学し、Designer Maker という学科で、クラフトや素材について学びながら、作品を作っていました。
今は日本でデザイン系の仕事をしています。
物に対する愛着から生まれる価値 “emotional value” に興味があり、作品づくりのテーマにすることが多いです。
3年前には、ロンドンに拠点を持つデザインリサーチギャラリー、Matter of Staff 主催のDesign residency に参加し廃材となる大理石を使ったプロジェクトに参加。
この頃から、廃材などを使ったデザインに興味を持つようになりはじめました。
◎メディアに参加した理由
作品のリサーチや人との出会いから、既にものが溢れているなかでものづくりに関わる意義について考えるようになり、アップサイクリングや、サステナビリティといった分野に興味を持つようになりました。
◎メディアへの意気込み、伝えたいこと、書きたいこと
私自身、サステナブル、エシカルといった言葉を100パーセント理解して使えている自信は、あまりありません。
これらの言葉でひとまとめにくくってしまうことで、素敵なものや取り組みなのに、本来の魅力が霞んでしまうような感覚も少しあると思っています。
でも、いいなぁ、素敵だなぁ、と思ったものの多くはいつも、長く使える工夫を凝らしたデザインだったり、
捨てられているものから生まれたり、作られた背景に素敵なストーリーがあるアート作品だったりして
そういったものを言葉の概念にとらわれすぎずに、これ、いいよね!と気軽に話せる場になれたらと思っています。
◎読者へのメッセージ
新しい素敵な取り組みや、ものづくり、デザイン、アート、ファッションなどを紹介しながら、この場を通して、私ももっと色々なことを知りたいです。
〜プロフィール〜
萌 (もえ)
1991年 東京都生まれ。2014年武蔵野美術大学を卒業後、渡英。University of Arts London, Camberwell College of Artsにて修士号取得。物に対する愛着や感情をテーマにした作品を作ることが多い。2015年夏にはフランスのクリエイティブの実験場、Domaine de Boisbuchetにて著名なデザイナー達を講師に迎え共同生活をしながら行うデザインワークショップのインターンとして住み込みで働く。2016年にはロンドンに拠点を持つデザインリサーチギャラリー、Matter of Staff 主催のDesign residency に参加し、廃材となる大理石を使ったプロジェクトに参加。リサーチや人との出会いから、既にものが溢れているなかでものづくりに関わる意義について考えるようになり、アップサイクリングや、サステナビリティといった分野に興味を持つように。物の価値を問うような、かっこいいアート作品や、デザイン活動を紹介しながら、楽しく、これからのものづくりについて考えていきたい。